生物多様性

あけましておめでとうございます。
新年は風邪と論文抱えて迎えました。
年明けに締め切りって状態は今後避けるべし、と誓いながら。


昨日は息抜きに、地元の友達と年に一度の飲み会。
・・・の前に早めに着いたN氏とあれこれ。
今年のホットな話題は「生物多様性」らしい。
2010年に名古屋で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開かれるのだとか。
へー。

わたしとしては、その多様性に価値を置くということが誰のどんな視点から成り立つのかが気になる。
だって、「多様性が大事」ということも「一つの」価値観だと思うから。



「言葉」ではなく「感覚」で生物多様性を理解することが大切(養老孟司さん)(5/21)
自分が選んだ秩序のためにどんな無秩序が引き起されるかをちゃんと把握できるのか?という問題。


多様性の中に可能性がある(C.W.ニコルさん)(10/26)
可能性というより、リスク・マネージメントの問題?


第1回「生物多様性は実は経済の問題だった!」(足立直樹)(12/24)
生物多様性を根拠にというより、戦略として利用する視点。


N氏とはその他にも、里山って私たちにとって何なんだろうね、地産地消*1フェアトレードってどうなの?なんて話題で盛り上がる。
環境問題、(難しいからあんま手を出さないけど)なかなかおもしろい。

*1:地産地消を国家が推奨することは本当に地域の自立に役立ってるのか? 商品力を高めることになっているのか?