100205中之島哲学コレージュ

昨日の特別共同企画、映画「哲学への権利;国際哲学コレージュの軌跡」上映+討論会「哲学と社会の対話」には、100人(強?)もの方が来場してくださいました。
ご来場くださったみなさん、寒いなかありがとうございました。


「哲学への権利」公式HPのブログでに、さっそく当日の様子がUPされてます。



監督の西山雄二さんにも、「本当に色んな人が集まっておもしろい場所だね! 哲学に対するニーズの高さを感じることができる。」とおっしゃっていただき、うれしいかぎり。



私はスタッフとしての仕事があって、映画を観ることはほとんどできなかったのですが、討論だけでも十分面白かったですよ!
会場からも鋭い質問や発言が出て、「哲学への権利」とは何か、このような場所が誰のためにどんなプログラムを用意すべきか、社会のなかにこのような場所を維持するために何が必要か、などなど、改めて色んなことを考えさせられました。


映画は明日、阪大の豊中キャンパスで観ることにします。
会場によって、討論の内容はだいぶ異なるとのことなので、明日もどんな展開になるのか楽しみです。


そうそう、昨日話題にでてた西山監督が訳されたというデリダの本はこちらです。

条件なき大学―附:西山雄二「ジャック・デリダと教育」

条件なき大学―附:西山雄二「ジャック・デリダと教育」

西山さん、実際にお会いしたら予想以上に「実践家!」という感じの方でした。
気さくで気が利いて、スタッフの私に対する指示も的確で、助かりました〜。
仕事の合間にこういった活動の意義だけでなく具体的な資金・広報などについてもお話できて、すごく刺激になりました。
いつかまた一緒にお仕事できる機会があるといいなぁ。