合ケン。

おととい(4月27日)は、Scienthrough 主催の研究交流会「合ケン。」に参加してきました。

阪大の各専門分野の院生が自分の研究について5分で(!!)発表し、
その後15分ほどみんなで議論するという企画。


もともと理系の人が多い団体のせいか、参加者はほとんど理系。
文理のバランスをとるため(?)、急遽わたしも参加させていただくことに。


発表者はみなさん、自分の研究内容をわかりやすくまとめるため、
どこをどう省略するか、何に焦点をしぼって伝えるか、ずいぶん考えたはず。
多少途中細かいところが理解できなくても、
なんとか大まかな流れはつかめるようになっていました。


が、発表者以外から出てくる質問が!めっちゃ理系!!
「この数字はどうやってだしたの?」とか
「実験の評価法は○○じゃなくて●●のほうが」とか(再現不可能)。
正直、発表内容より質問内容のほうが難しかったくらい。


さて、そんな理系の質問におののきつつ、わたしの発表。
インターセックスの治療に関する倫理的問題を取り上げさせてもらいましたが・・・。
案の定、いただいた質問の意味が即座に理解できず。
なかなか質問と答えが噛み合ないわたしと質問者をみて、他の参加者もどんどん参戦。
議論はなぜか「研究とは何か?」にまで発展。
盛り上がりました。
そして、わたしはというと、帰ってからもずっと「あの質問にどう答えればよかったんだろう」と考えています。


理系の人が多いからこそ、文系の発表者にとって得るものは大きいと思います。
もし第二弾があるなら、次回はぜひぜひ周りの文系学生も誘いたいです。