対話セミナー:問答法にチャレンジする(2)100423

昨日の中之島哲学コレージュでは、
対話セミナー:問答法にチャレンジする(2)を開催。
35名ほどの方が参加され (「35」に「ほど」ってのもヘンですが)
「道ばたで物を乞う人に物をあげるべきか?」
という問いについて問答を繰り広げました。


この「問答法」、質問する方法というよりは
回答役と質問役に分かれて問答を繰り広げる「質問ゲーム」のようなもの。


参加者からは
「すごーーーく楽しかった!!」
「いろいろな質問をしていくうちに、答える人の考えや価値観が少しずつ明らかになっていくのが面白かったです」
という感想をいただく一方で、
「質問がこんなに難しいとは全然思ってなかった」
「回答するより質問するほうが難しいということが分かった」
といった声も・・・。


質問って難しいですよね。
哲学カフェの進行をするときも、
うまくいったりうまくいかなかったり・・・。
でも、それを何度も何度も繰り返すうちに、
少しずつ相手の考えを引き出すような質問ができるようになってきた気がします。
いや、できるというより打率があがった、かな?
こういうのってスポーツみたいに
誰かに教えてもらうというよりも、
自分で何度も繰り返したり他の人のやり方をみて、
何度かに一度「うまくいったかな?」という手応えを感じながら、
感覚を研ぎすませていくもののような気がします。


今回もマイク係をしながら、
わたしだったらどう答えるかな?
どんなふうに質問したら答える人の考えを引き出せるかな?
と一緒に楽しく頭を悩まさせてもらいました。