100516 哲学カフェ「伝わるとはどういうことか?」@クロスロードカフェ
昨日は伊丹の哲学カフェに参加してきました。
参加者は8名+途中から1名追加&ときどきマスター。
テーマはあれこれ話し合ってるうちに
- 「伝わるとはどういうことか?」
- 「なぜ伝えたいと思うのか?」
- 「伝わるとはどういうことか?(なぜ伝えたいと思うのか?)」
の3つの候補がでてしまい、
多数決で決めようとするものの、1と3が同数でならんでしまう。
どうなるかとヤキモキしたが、
「進行役の池田さんが決めたら?」
「じゃ、シンプルなほうがいいとおもうので1で」
で無事決定。ほっ。
テーマをどうしようかと話し合ってるうちに、
どんどん議論の内容にはいってしまい、
言葉の微妙なニュアンスで迷う。
「テーマは当日参加者と相談して決定」タイプの哲学カフェで、
よく起こる事態だ。
私も何度も経験がある。
こういうときは進行役が決めちゃうのがいい。
というか、そうしないと始まらないのでそうすべきだ!
と今回のやりとりで改めて学ばせてもらいました。
さて、肝心の議論の内容はというと
- 次世代の子どもたちに何が伝えられるのか?
- 美しさはどうしたら伝わるのか?
- もともと同じ考えが持つ人が「そうだよね」というのは「伝わった」ことになるのか?
- 自分の言葉が伝わっていないと感じるのはなぜか?
- 儀礼的な「美味しかった」と本当の「美味しかった」と、それぞれ何が伝わっているのか?
などの意見、論点がでました。
ちなみに今回進行役をつとめてくださった池田さんは、今回が進行役デビュー。
(といっても、大学でちゃんと進行のトレーニングをする授業を受けているので、
議論の進行をするのは初めてじゃありません。ご安心を)
前回、同じクロスロードカフェでの哲学カフェに参加していたので、感想をきいてみた。
「参加者として参加するのと、進行役をするのとでは、だいぶちがう?」
「全然ちがいますね〜。それぞれの発言がどう関係するのかとか、すごい集中して考えてました」
なるほど〜。
フレッシュな進行役の感想をきき、わたしも進行役をはじめたころの自分を思い出しました。
今企画中の進行役セミナーの参考にもなりそうです。
お疲れさま。